ブライストバイオマス事業
PPやPEに使用可能な植物由来添加剤
バイオノボン添加剤
バイオノボンはバイオマス度95%
カーボンニュートラル・CO2削減対策の添加剤で、
PP:ポリプロピレン・PE:ポリエチレン・HDPE・LDPE・LLPEに使用が可能
脱炭素社会実現へのソリューション
■PP/PEの物性が大きく変化しません
■混合量との兼合いでコストの抑制が可能です
■特別な施設や加工が不要のドライブレンド添加です
■石油系樹脂の従来加工方法の対応が可能です
■PPとPEが共有であり在庫はグレード1で可能です
■一般社団法人 日本有機資源協会に申請で
バイオマスマークの取得可能です
01 植物由来樹脂は原料生育時にCO2を吸収して成長する
➡燃焼時の排出量はゼロ(0)➡ 「カーボンニュートラル」
➡バイオマス度 = CO2排出量削減割合
02 バイオノボン添加剤を使用した場合
1. 石油系PP由来CO2排出量:100%
2. バイオノボン添加剤:バイオマス度95%
➡ 同量の石油系PPに比べCO2排出量「95%削減効果」がある
03 例えば....
バイオノボン10% + PP90% ➡ CO2排出量削減効果:9.5%
バイオノボン20% + PP80% ➡ CO2排出量削減効果:19%
■バイオノボンの混合量の換算表
■環境対策とは?世界的な流れの中で…
1. 多くの企業が環境対策を迫られている中、具体的に何ができるのでしょうか?
A1. 環境対策は基本的に下記の3種類しかありません。
1. 減容化・薄肉化:ほぼ全ての日本企業は既に行っています。
2. 植物由来原料の使用:石油系原料に代替して植物系原料を使用。
3. 再生プラスチックの使用:プラスチックの再利用する。
2. なぜ環境対策をするのでしょうか?
A2. 地球温暖化の原因がCO2の増加にあると言われているので、CO2削減の為です。
CO2を排出しているのは日本では主にプラスチックが有名ですが、実際にはプラ
スチックを紙や木材への全ての代替は不可能です。しかし、使用量を減らことは可能です。
日本で1年間に使われるプラスチックは約870万トンですが、そのうち約200万トンが PE、
約200万トンがPPですので、この2種類を解決すればプラスチック問題の半分は解決可能です。
3. CO2削減に何故、植物由来原料を使用するのですか?
A3. 植物は空気中のCO2を吸収し成長します。その成長時に吸収したCO2を後に焼却をし、
その際CO2が排出されても、吸ったCO2分を排出しただけであるので±0。従って、
地中から噴出する石油を焼却するより、CO2は吸った分を吐き出しているだけなのでCO2
削減になるという理論です。
4. 世界ではどんな対策をしていますか?
A4. 世界で大量にCO2を排出している国は米国と中国であり、世界の半分を排出してい
ます。日本は5位と少ないですが、2020年10月26日菅首相の所信表明演説にて、
「2050年カーボンニュートラルと脱炭素社会の実現」を国策にしました。
さらにバイオマスマークを認定して、CO2削減を見える化しています。
国際的には排出権取引、京都議定書などに従い、CO2排出量に応じて日本は2021
年度は1600億円を支払いました。これは毎年増加予定です。EU諸国は、企業のCO2排出量に
応じて炭素税を課税してます。日本も今後増えるCO2対策として, 炭素税の導入を検討していると
考えられます。そうなると会社においては負担増は避けられないので今のうちの対策が必須となります。
5. 具体例として何をすべきでしょうか?
A.5 植物由来原料を使用することが近道です。
減容化・薄肉化ではプラスチックを使わない『脱プラ』には限界があります。
全てのものを紙や木への変更が不可能な理由としては、プラスチックが普及してきた
理由、①コスト②利便性③物性があります。これらすべて紙や木材で代替はできない
のです。そこで、植物由来原料を使用することでCO2を削減することになるのです。
6. 植物由来原料を使用するときの問題点はありますか?
A.6 すべてのプラスチックを代替する必要はありません。
物性やコストの関係で置き換えが不可能だからです。そのためPPやPEに限定して植物
由来を導入することが現実案として最適となります。紙を例とすると、① 水に弱い
② コストが高い ③ 物性が弱い、などのデメリットがあります。このデメリットが補える
範囲内での代替ならば問題はありませんが、多くの場合はプラスチックにはかないません。
そこで、植物由来を使用してCO2削減を図るのです。ここで勘違いが起こるのが、『バイ
オマス度』という物差しを目的だと考える一部の存在があることです。目的はあくまでも
CO2削減である為、丁寧な説明が必要求められますし、コストアップを回避するために
CO2を何%削減するのかで商品コンセプトを考えなくてはならないのです。
紙や木材に代替することが解決策ではありませんし、逆にCO2を余分に排出している
事例もあります。例えば包装資材は、中身を守るという最も重要な使命がありますので、
本末転倒にならないように植物由来原料を使用することでCO2削減を達成します。
7. 植物由来原料の使用で石油系プラスチックより安くできますか?
A7. 石油は地下から自然に湧出していますが、植物は人が育てます。この時点で既に
紙や木材や植物性プラスチックは、コスト面では石油にかないません。
どこまでならコストと妥協できるのかという点を商品ごとに探って、紙の利用、木材の利用
植物性プラスチックの利用とその特性を鑑みながら使用する商品を決めることが重要となり
ます。これまでのように、全てのものを石油包装資材とはならない点が今後の流れです。
8. バイオノボン添加剤をPPやPEに添加してCO2削減できますか?
A8. 可能です。添加量を調整してCO2 を 3% ~ 5% 削減するなどコストとの兼ね合いを考えながら
使用できます。物性が良いので、今迄PPやPEの包装資材などの脱プラが不可能な商品への
利用には最適です。